まち
SDGsオープンラボを活用し、市民・事業者全体で楽しく進めるまちづくり
2023年06月19日
東村山市では、第5次総合計画の策定以前から公民連携への意識が高く、民間事業者からの提案制度が存在していました。第5次総合計画では、この基盤を活かしながら、より多くの市民と一緒にSDGs(持続可能な開発目標)を推進したいという思いがあり、私たちは「わたしたちのSDGsオープンラボ」を始めました。このオープンラボは、SDGsをキーワードに、行政、市民、事業者、団体など、市に関わるすべての人が自由に交流し連携するための仕組みです。それは、持続可能でより良い東村山を実現するために、行政、市民、事業者、団体などが協力し合って取り組むための場となるものです。
SDGsと聞くと、遠い世界の話と感じる方もいるかもしれません。しかし、人口減少や高齢化が進む東村山市では、実はSDGsは必要不可欠な考え方であり、持続可能でより良い東村山を実現するために今求められているものです。そして、SDGsへの取り組みは、誰でも身近なものとして関わることができるものなのです。
このSDGsオープンラボでは、セミナーやワークショップを通じて、SDGsに関する知識や地域の課題を共有し、身近な問題として自分のこととして捉えながら、行政、市民、事業者、団体など、さまざまな人々が立場や活動領域を超えて協力し、より良い東村山の実現をどう進めていくかを考えていきます。
そして、このラボを通じて生まれる新たなアイデアや取り組みを広く発信し展開すると同時に、実際のまちの課題解決に向けた事業化を目指していきたいと考えています。
取材インタビュー高木文彬氏
東京都東村山市経営政策部企画政策課主査。1987年11月4日、東京都台東区生まれ。青山学院大学卒業後、2012年に東村山市役所に入庁。2021年に企画政策課に異動、総合計画や創生総合戦略、SDGsの推進などを担当。持続可能性をテーマとした将来都市像「みどり にぎわい いろどり豊かに 笑顔つながる 東村山」の実現に向けて、SDGsをきっかけに、楽しくまちづくりに参加できる仕組みづくりに取り組んでいる。
東村山SDGsオープンラボ HP
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