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世界ジオパーク「隠岐の島」撮影レポート ― 海士町 定置網業編 ―

2025年09月09日

隠岐ユネスコ世界ジオパークに位置する島根県海士町で、持続可能な漁法として知られる「定置網漁」をドローンで撮影し、その映像を広く発信する取り組みをentô が、地元の漁業者組織である 飯古グループと連携して開始しました。

撮影は 2025年9月1日早朝、海士町・崎の港に設置された定置網 にて実施。飯古グループが運営する定置網を上空から記録し、網全体のスケールや魚群の動きを可視化しました。普段は漁師しか目にできないダイナミックな漁の様子を、映像として一般に公開することにより、地域資源の新たな価値を伝えることを目指しています。

定置網漁は、魚の回遊ルートを活かした伝統的な漁法であり、環境負荷が少なく、多様な魚種を安定的に獲ることが可能です。今回の映像化は、持続可能な漁業の姿を広く共有する意義を持つとともに、海士町における漁業文化の理解促進にもつながります。

ドローンパイロット(撮影者)コメント

「早朝の崎の港の海は光と波が織りなす美しい風景で、定置網と魚群の動きがまるで一つの大きな生命の営みのように映りました。上空からの視点だからこそ見えるスケール感を、多くの方に感じてもらいたいです。」

飯古建設 定置網事業部 魚労長 大窪 慈氏

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